Blog C-FIELD@ch 1101kHz ! ~ひとりよもやま話~MLBグッズ・メモラビリア通信販売専門店/COLLECTIBLES FIELD

2008-07-17

「夢をありがとう」

今日、野茂英雄投手が引退を発表しました。

19年間、本当にお疲れ様でした。

最初にその第一報を聞いた時、驚いたかというと・・・正直何も驚かない自分がいました。

野茂投手が投げ続けるといえば「頑張れ!」と応援する自分がいて、引退するといえば「お疲れ様でした」と思える自分がいる。

野茂投手が下した決断なのだかしょうがない。そんな感じでした。

本当に野茂投手にはいろんなものを魅せてもらった気がします。

日本のプロ野球時代は、野茂投手が投げるのを、朝スポーツ新聞で確認してから、学校帰りに藤井寺球場に行ってよく観戦していました。

藤井寺球場はあんまり人が入っていない球場でしたが、何かその分ゆっくり野茂投手のピッチングを観ることが出来たような記憶があります。

メジャーに渡ってからは、朝の登板に合わせて早起きをしたものです。

今考えてみたら、あの時期大学生だったことはラッキーでした。

現役選手がクラブチーム「NOMOベースボールクラブ」を立ち上げたのも野茂投手が初めてでした。少しでも応援したくって賛助会員になったり、お店の広告をBALL PLAYERS.JP出させていただいたりしました。

近年はケガで毎年どうなるのだろう?と思いながら、野茂投手がもう一度メジャーのマウンドに立つと言った言葉を信じて吉報を待っていました。

そして今年ついに本当にもう一度メジャーのマウンドに帰ってきた野茂投手。

「NOMOベースボールクラブ」のスローガンである「夢をあきらめるな」を、自ら体言してみせた姿には感動しました。

そして今日の引退発表。

なんとも野茂投手らしい最後だったと思います。

もし野茂投手の存在がなかったら、このお店もなかったといっても過言ではありませんし、こんなに好きになったプレーヤーもいません。

プロ野球で78勝46敗、防御率3.15、奪三振1204

メジャーで123勝109敗、防御率4.24、奪三振1918

日米で新人王、奪三振王、ナリーグ、アリーグの両リーグでのノーヒッター達成、日本人メジャーリーガー初のオールスターゲーム出場と初先発、それから初ヒット、初ホームラン等々・・・。

今更書くまでもないくらい凄い戦績です。

野茂投手と同じ時代に生きてそのプレーが観られたことを幸福に思います。

あらためまして本当にお疲れ様でした。そして夢をありがとう―、です。

Banner2 ランキングに参加しています。クリックにご協力下さいませ

7 月 17, 2008 カテゴリー: MLB | | トラックバック

2008-07-16

「悪夢再び?」

今日のMLBオールスターゲーム、決着がついて良かったですね。

延長15回で4時間50分ですか・・・。

アメリカンリーグは15回の表に最後残っていたスコット・キャズミアーを12番手としてマウンドに送り出し、投手を使いきった状態でした。

対するナショナルリーグも15回の裏に11番手としてブラッド・リッジをマウンドに送り、同じく投手を使い切ってしまいました。

もし15回で勝負がつかなかったら、その後果たしてどうなっていたのか?

ホント最後はどうなるのか?と思いました。

というのも・・・延長11回を終了した時点で投げる投手が両リーグ共いなくなり、コミッショナー裁定で引き分けに終わった、2002年のオールスターゲームを私は現地で観ていたからです。

あの時のブーイングたるや凄まじく、パッド・セリグにもの凄い罵声が浴びせられていました。

みんな夜は遅いし、酒に酔ってるしっていう(苦笑)。

スタンドからグラウンドに向かって物は投げ込まれるは、ビールが入ったままのカップが宙を舞うはという状態で、こっちもエライ迷惑でした。

だって頭の上をビールが飛び交うんですよ!ただでさえ外の雨が吹き込んできて(屋根があるのに何故?)びしょびしょなうえ、頭にビールがかかって臭い臭い。

そんなプレーを続行するのか?しないのか?まだ決定していない状況で、守備位置につかされた選手達―。

マウンドの上でしゃがみ込んでいた、当時マリナーズに所属していたフレディー・ガルシアの姿が今でも思い出されます。

ぱっと観るとフレディーがブーイングを浴びせられているみたいで、なんか気の毒でしたね。アンタのせいじゃないよっていう。

次の日、空港の外で座っていた私の前をパッド・セリグが通ったんですけれど、気のせいかなんか背中が寂しそうでした・・・。

今日のゲーム展開を観ながら、ふと7年前のそんな出来事を思い出した次第です。

Banner2 ランキングに参加しています。クリックにご協力下さいませ

7 月 16, 2008 カテゴリー: MLB | | トラックバック

2008-06-06

「ちょっと心配」

井口資仁選手の右肩脱臼がちょっと心配です。

まだ検査結果が出てみないと分からないようですが、今のところ3~4週間は安静ということだそうです。

脱臼もどの程度の脱臼なんでしょうかねえ・・・。

利き腕だけに心配です。

一度脱臼すると関節がルーズになるので、投げれるようになるまでにはちょっと時間がかかるかもしれませんね。

それでもちゃんと投げられるようになるくらいの症状だと良いのですが。

自分で勝手に怪我したのなら同情しようもないのですが、状況からしてもこういった懸命のプレーの中で起こった事故は残念でなりません。

本当に不運です。

どうか脱臼の中でも軽傷であることを心より祈ってます。

そして早くまた元気にグラウンドに戻ってきて欲しいものです。

取り合えず・・・検査結果待ちですね。

Banner2 ランキングに参加しています。クリックにご協力下さいませ

6 月 6, 2008 カテゴリー: MLB | | トラックバック

2008-04-16

「もう少しだけ…」

野茂英雄投手が約3年振りにメジャー復帰してから、今日のゲームで2試合目。

昨年までの野茂投手の状況を考えれば、今メジャーのマウンドに立って投げている姿を観られるだけでも感無量です。

しかし出るたびに失点して防御率が悪くなっていく現実。

仕方のない事かもしれませんが、野茂投手が投げるボールを観ながら、過去の記憶と戦っている自分がいるのもまた事実。

うれしさと寂しさが入り混じったヘンな感情が頭の中でグルグルしています。

ロイヤルズという球団において、残されたチャンスはそう多くはないのでは。

ただ明日の朝起きて、「野茂、降格」なんて悲しいニュースは見たくない。

デビルレイズの時みたいに「解雇」なんてもっと見たくない。

ファン心理で甘いのは十分分かってはいるのですが、野茂投手にもう少しだけチャンスを与えては下さいませんか?

そして再びチャンスが巡って来たならば、絶対にポジティブな結果が出る事を心から祈っております。

でも、どんな時でも野茂投手は野茂投手。

できればもう少しだけ・・・夢の続きを見させて欲しい、そう願っています。

いつでも、ずっと応援していますよ。

Banner2 ランキングに参加しています。クリックにご協力下さいませ

4 月 16, 2008 カテゴリー: MLB | | トラックバック

2008-03-31

「素敵な春のひと時―MLB日本開幕戦」

3月25日、26日の両日、東京ドームまで「MLB日本開幕戦」を観戦に行ってまいりました。

・・・ちょっとネタとしては古いんですけれど(苦笑)、先週はバタバタとしておりましたのでお許しあれ。

1 まずは22番ゲートを入ってすぐの場所に展示してあった、昨年レッドソックスがワールドチャンピオンになった時のトロフィーを見学。

開場直後だったので結構な人だかり・・・とまではいきませんでしたが、皆さんカメラを手に記念撮影されていました。

私も例外なく(苦笑)トロフィーをパチリ。

2 そしてしっかりゲーム前から練習も見学。

ゲームまで約3時間程ありましたが、時間が経つのがあっという間でしたね。

試合結果や内容はもう既に皆様ご存知だと思いますのでここでは書きませんけれど、久しぶりに球場で腰を据えてメジャーのゲームが観られて楽しかったですね。

3 鳴り物がない分、ボールがミットに投げ込まれる音や、バットにボールが当たる音が球場内に響き渡る迫力や臨場感は、やはり生観戦ならではのものです。

それから今回びっくりしたのは、過去行われたどの開幕戦よりも外国人のお客さんが多く、場内の演出に対する反応が少しだけ本場に近づいていたことでした。

過去に同じ事をしていたにもかかわらず、今まで無反応だったような演出にも結構反応していましたし、それが意外というか新鮮でしたね。

ちょっとアスレチックスファンの方は気の毒でしたが。「アスレチックスの主催ゲームなのに完全アウェーやんけ」っていう(苦笑)。

まあこればっかりは致し方ない部分はありますね。

ただ、今後また日本で開幕戦が行われるのかどうか分かりませんけれど、この反応はプラスになるんじゃないでしょうか。

個人的にもいろいろと収穫がありましたしたね・・・ナイショですけど(笑)。

そうそう、それから開幕戦の2日間はたくさんの方にお会いした2日間でもありました。

お客様に、当店と相互リンクして下さっている管理人さん、そのお友達等々、人が人を呼んできて、知らない間に人の輪が出来ているという(笑)。

実はこれが凄く良かったんです。ホント素敵な春のひと時でした。

当店は通信販売専門店という性質上、お客様とお顔を合わせることはめったにありません。

ですのでこういったイベントをきっかけにお会いして、食事なんかしながらお話をさせていただけたことは大きかったですね。ちょっとした「ファン・ミーティング」みたいな、そんな感じです。

皆さん凄く野球に情熱を持っていらっしゃって、お話しをお伺いしていてとても有意義でした。

逆に今自分がお話し出来る事と出来ないことがあってもどかしかったりしたんですけれど(苦笑)、今後こういったファンの方が集まって意見交換が出来る場があっても良いのでは?と、お話しを伺いながらそんなことを考えていました。

まあどんなふうな形になるのか分かりませんけれど、やらないよりはやった方が絶対に良い、そう思います。

あっという間の2日間でしたが、野球を満喫し、初めての方々に出会い、仕事もこなして、時間を命一杯使った(その間、睡眠時間平均約3時間。笑)充実の2日間でした。

東京でお会いした皆様ありがとうございました!また近い将来お会いしましょう!!・・・その時までにお話し出来る部分を増やしておきますね(笑)。

Banner2 ランキングに参加しています。クリックにご協力下さいませ

3 月 31, 2008 カテゴリー: MLB | | トラックバック

2008-03-18

「ひょうたんからこま」

MLB日本開幕戦で投げるレッドソックスの先発投手がやっと発表になりました。

第1戦は松坂大輔投手、第2戦はジョン・レスターとなりました。

松坂投手・・・間に合ってよかったですね。

今日辺りのニュースを読んでいると、ご夫人の出産に立ち会うのを断念して、日本で投げるつもりだったらしいですけれど、お子さんも無事誕生して心配事もなく日本に戻ってこられることになって良かったと思います。

以前このBlogで怪我人続出のアスレチックスは大丈夫か?というのを書いた後に、レッドソックスの方も開幕投手になるはずだったジョシュ・ベケットが腰を痛めて来日出来ず、カート・シリング、フリオ・ルーゴ、ココ・クリスプ等、こちらも怪我人が続出して一時は開幕戦がどうなってしまうのか?と心配しておりました。

松坂投手が投げられなかった場合は第1戦がレスター、第2戦はティム・ウェイクフィールドという、個人的には興味深い(苦笑)ローテーションになるところでしたが、開幕戦という意味ではレスターやウェイクフィールドには申し訳ないのですがやはり疑問符が付いてしまいます。

しかしベケットが観られないのは大変残念ですが、結果的には蓋を開けてみると松坂投手に開幕投手の座が転がり込んできて、日本開幕戦という興行的には最高の結果になったのではないでしょうか。

ひょうたんからこま―。あまりにも劇的でなんか出来すぎのような気もしないでもないですが(笑)、みんなが盛り上がれるハッピーな開幕戦になると良いなと願っております。

あと1週間。楽しみですね。

Banner2 ランキングに参加しています。クリックにご協力下さいませ

3 月 18, 2008 カテゴリー: MLB | | トラックバック

2008-03-04

「大丈夫なのか?アスレチックス???」

3月に入ってから日に日に増えて行く野球のニュースを毎日ネットで追いながら、もう数週間で開幕という時期に入っていることにあらためて気付いた次第です。

今年もエラく日の経つのが早いなあ。

来月はもう35歳だよ・・・。やれやれ。

あっ、話が横にそれてしまいましたが(苦笑)、皆様もう春ですよ、ねえ。ビックリしてしまいます。

そのワリには京都は夜から雪の予報。いつになったら暖かくなるのやら。

おっと、また話しがそれてしまいました、いかんいかん。

そんなこんなでメジャーのニュースを読みつつ、いろんなことが気になったりしています。

まずは以前このBlogで書いたこともある、「ミッチェル・レポート」関連の問題。

ロジャー・クレメンスやバリー・ボンズはどうなってしまうのか?これにはホント書きたいことがいっぱいあるんですけれど、ガマンガマン。

でもひと言・・・英雄として持ち上げるだけ持ち上げておいて、ハシゴの外し方が余りにもエグ過ぎる・・・とだけ書いておこう。「全然ガマンしてないやんけ」ていう(笑)。

そしてこちらも幾度となく登場する野茂英雄投手が果たしてメジャーに残れるのか?という話題。

今のところポジティブなニュースがネガティブなニュースを上回っているのは、そのまま鵜呑みにして良いものなのかどうなのか?

登板した試合で結果を残すしかメジャーで通用するのを証明するすべはないのですから、とにかく良い結果を残して欲しいですし、凄く凄く応援しております。

人事とはいえ、野茂投手の登板前日は結構胃が痛かったりする(苦笑)。

そしてMLB日本開幕戦でレッドソックスと対戦するアスレチックスの主力に故障者が続いていること。

先日エリック・チャベスの腰の状態があまり良くないというニュースが流れたと思ったら、今度はボビー・クロスビーまで背中の故障とは・・・。

ただでさえ若いチームなだけに2人が開幕に間に合わないとなると、いろんな意味で痛いですね。

長いシーズンを考えれば、2人が開幕に間に合わなくても致し方ないのかもしれません。

代わりに将来スターになるかもしれない若い選手を起用することは、ポジティブに考えればひとつの良い機会なのかもしれません。

が、それでも開幕戦に「チームの顔」的な選手がいないというのはちょっとねえ・・・。やっぱりそれも楽しみのひとつですから。まあ怪我してしまったものはどうしようもないのですが。

私も3月25、26日の両日、東京ドームまで開幕戦を観に行きます。今から凄く楽しみにしております。

それに絡んだニュースでギリギリまで気になるニュースがもうひとつ。

果たして松坂大輔投手は凱旋登板するのか?

もし登板できなかったら・・・アスレチックスとダブルで興行的に(というかチケットは売れたので、マスメディア的に)痛いですね。

MLBの開幕戦が盛り上がることを祈りつつ、25日まで日々ニュースを追う毎日となりそうです。

Banner2 ランキングに参加しています。クリックにご協力下さいませ

3 月 4, 2008 カテゴリー: MLB | | トラックバック

2008-02-16

「始動」

今日も京都は雪ですね・・・毎日毎日、雪・雪・雪!

おかげでちっともジョギングが出来ず、なーんかスッキリしません。

「早く春にならないかな・・・」と思いつつ、春になったらなったで次は「花粉症」が待っているので、一体いつになったら走れるのやら。やれやれ・・・。

でもメジャーやプロ野球のキャンプが始まると少し春を感じます。「野球シーズンの始動」です。

例の「ミッチェル・レポート」とかいろいろありますけれど、今年は一体どんなシーズンになるのでしょうか。

個人的にはやはり気になるのは背番号「91」を背負い、メジャー昇格を賭けた野茂英雄投手の戦いです。

初めてのブルペンでの投球は良かったとの報道でしたので、ひとまずほっとしました。厳しい道のりだとは思いますが、とにかくケガなく開幕ロースター入りして欲しいと心より願っております。

そしてその暁には、野茂選手にチャンスを与えてくれたロイヤルズに心より感謝して、今年1年間応援したいと思っております!

それからそれから、今年はMLBの日本開幕戦があるのも楽しみですね。

おかげさまでなんとかチケットが確保できましたので、あとは3月25日を待つのみです。

まだ1ヵ月以上先の話ですが(苦笑)、私もそろそろ始動したいと思っております。

追伸

以前このBlogで「桑田佳祐さんのライブのチケットがとれない!」という話を書いたことがありましたが、今回のMLB日本開幕戦もたくさんのチケットがオークションで転売されています。

本当に観たい人が観戦出来ないこの状態・・・ライブといい、イベントといいなんとかならないものか?

Banner2 ランキングに参加しています。クリックにご協力下さいませ

2 月 16, 2008 カテゴリー: MLB | | トラックバック

2007-12-15

「疑問だらけの『ミッチェル・レポート』」

昨日ジョージ・ミッチェル元上院議員が公表した、MLB選手の薬物使用に関する調査書「ミッチェル・レポート」の内容がメディアで大々的に取り上げられているのは既にご存知の事と思います。

あらたにロジャー・クレメンスやアンディー・ペティート等の大物選手の名前が挙がり、更に阪神タイガースのジェフ・ウィリアムス、元西武ライオンズのアレックス・カブレラ等の名前が挙がったりと、日本でも関心が高いようですね。

しかし・・・個人的にはこの「ミッチェル・レポート」は疑問です。それは、

1.情報源のルートが偏っている。

2.使用したとされる選手の供述が取れていない。

3.公表された選手あるいは球団に偏りがある。

4.罰則規定以前に使用したとされる選手名まで挙がっている。

5.このレポートを鵜呑みにするのか。そしてこれを機に選手を処罰するのか。

等の点です。

まず1ですが、情報源とされたのはバルコ社、逮捕された元メッツのトレーナー、インターネットでの購入履歴の3つのルートのみ。ここに引っかかってきた選手について調べたということですが、しかしこれでは上記ルート以外で禁止薬物を入手して使っている選手がいたとしても、名前も挙がらなければ処罰もされず、名誉も傷つかないということになってしまいます。「ミッチェル・レポート」に載った選手だけが矢面に立たされていることに違和感を感じます。

2は、名前を挙げられた選手達が代理人を通じて反論の声明を発表していること。ホセ・カンセコのように自ら暴露している選手は別として、選手からの供述も得ず、シッポもつかんでいないのなら、例え選手が禁止薬物を使用していたとしてもただの憶測レポートに過ぎないのでは?

例えばクレメンスの場合、ブルージェーズ時代にコンディショニングコーチが「ヒト化成長ホルモンを注射した」と供述したとされる一方で、クレメンスの弁護士は「調査書に添うよう、供述を強要されたと彼は話している」とコメントしています。供述の強要が本当なら大変な問題です。

またカブレラの場合も、2000年のダイヤモンドバックス在籍中に「鞄の中にあったステロイドを見た」と証言した人間がいるだけで、カブレラ自身の供述はありません。

3は、妙にヤンキースで活躍したスター選手の名前が多い点です。ミッチェル氏自身がレッドソックスの顧問的仕事を担っていることは、今回の調査内容にはまったく影響を与えなかったのか?過去遡って調査しても、レッドソックスのスター選手の名前が挙がっていないのはただの偶然なのか?

4は、先に挙げたカブレラに関する報告等、本来なら調査の対象にならないはずだった年度のものまでさかのぼって調査し、実名を公表したことに意図的なものを感じるという点です。何かの意図がなければ・・・少なくともMLB全体に与える影響を考えればそこまでやる必要はなかったのでは?

5は、この「ミッチェル・レポート」に矛盾があるにもかかわらず、早速アメリカの下院議員で公聴会を開くことが決定したり、パッド・セリグ コミッショナーが「この報告は行動を求めている」「対応が必要なケースには迅速に応じる」とコメントし、早くも名前が挙がった選手に対する罰則を設けようとしている点です。その迅速さに何か事を急いでいるでは?と思えてなりません。こんなレポートだけで選手を裁いて本当にそれで良いか?

セリグは「悪事にかかわる者がいるなら、その事実を明らかにしたかった」ともコメントしたようですが、それならセリグも同罪。使った選手が罪ならば、2003年まで薬物検査を導入せず見て見ぬ振りをしたセリグも罪。

この問題で真っ先に責任を取らなければならないのは、ここまで薬物を蔓延させたコミッショナーのはず。なのに自分の進退にはまったく触れず、棚上げにしているのはアンフェア以外のなにものでもありません。

バリー・ボンズの偽証罪での起訴といい、疑問点が多すぎるあまり、「子供に悪影響を与える」という、薬物問題に関する理由すら表向きにしか聞こえません。

これは「ミッチェル・レポート」という名の魔女狩りではないのか―。

この問題で選手を吊るし上げることによって、一体誰が、何の得をするのだろうか?

Banner2 ランキングに参加しています。クリックにご協力下さいませ

12 月 15, 2007 カテゴリー: MLB | | トラックバック

2007-11-17

「そもそもボンズだけが悪いのか?」

バリー・ボンズが2003年にアメリカ連邦大陪審で行ったステロイド使用に関する証言が偽証であった、また捜査を妨害されたとして、ボンズが連邦大陪審に偽証罪と司法妨害罪で起訴されました。

全ての罪が有罪になれば、偽証が4件と司法妨害罪をあわせて最高30年の禁固刑だとか。

今朝このニュースを観て、「いい加減げんなりだな」と非常にイヤな気分がしました。

それはボンズがステロイドを使った(?)から、ではありません。

確かにステロイドを使うことは良い事とは言えませが、ボンズが過去にステロイドを使っていたか、使っていなかったかなんて、何故今頃になってそんな過去のことを穿り返すようなマネをするのか理解に苦しみます。

第一、MLBが禁止薬物に関する取締りをはじめる以前のことは調べないはずだったのではなかったのか?

そしてこの問題はそもそもボンズだけが悪いのか???

1998年のサミー・ソーサ、マーク・マグワイアのHRレース、2001年ボンズの年間73号HRに人々が熱狂している時はだんまりを決め込んで、彼らの偉業を褒め称えたのは一体誰だったか。

2002年のワールドシリーズ。「ボールがあまりにも飛ぶ」のに疑問を抱いたエンジェルスのリリーフ陣が、ロッカールームでボールをナイフで半分に切って検証したほど、ホームランが乱れ飛ぶゲームを望んだのは一体誰だったか。

それはMLB自身ではなかったのか。

それならばボンズもMLBも罪は同じなはず。

それをボンズが、ハンク・アーロンの持つ通算本塁打記録に近づき、そして抜き去るころになって4年も前の証言が蒸し返され、今年解散したはずの陪審団を再集結させてまで、ボンズを起訴する連邦大陪審の姿勢に強い違和感を持ってしまうのは私だけでしょうか。

これではボンズだけがMLBのステロイド問題に対するスケープゴートではないか―。陸上のマリオン・ジョーンズといい、そんな気がしてなりません。

ボンズ側が裁判で徹底抗戦をすれば、検察側と証拠を巡り裁判は長期化してプレー続行は難しくなり、またもし仮にボンズが罪を認めて司法取引に応じれば、そこでボンズのキャリアは完全否定される―。どの道を通ってもボンズにとっては厳しい道のりです。

こうやって有名アスリートを何人も吊るし上げることによって、誰が得をするのかもその裁判の過程で見えてくることでしょう。もっとももう見えているのかもしれませんが。

ただこんな形でボンズが来年プレーすることが出来ずに、キャリアを終えてしまうのはあまりにも寂し過ぎる、出来ることなら来年もプレーしている姿を観たい―。私はそう思っています。

Banner2

ランキングに参加しています。クリックにご協力下さいませ

11 月 17, 2007 カテゴリー: MLB |