「それで、結局どうすりゃいいの?」
今日からアメリカ本土をはじめWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の各グループの1次リーグがはじまりましたね。アメリカ、ドミニカ共和国など本命と目されているチームが順調なスタートを切りました。特にアメリカのいるBグループは次の2次リーグで日本代表チームと当たるだけに注目です。
ここんところメジャーの話題を続けて書いていたので書いている本人が少々お疲れ気味でして(笑)、ちょっとまたゆるゆるの話題をお送りしたいと思います。
この間たまたま新幹線に乗る機会があって、京都駅の本屋さんで「何か面白い本はないものか?」と物色していた所、「頭の良い人、悪い人の話し方」という本が目に留まりました。理由は小さくて薄い文庫本だったこと、たくさん平積みになっていて「200万部突破!」というポップが立っていた事ですね。だからあんまり深い意味はないんですけれど(笑)、「おおよそ頭が良いとはとてもいえない脳みそだし、この際だから頭の良い人の話し方を覚えておけば何かの時に役に立つかな」と思い購入しました。
内容はというと、あるひとつの状況を想定して「話し手・受け手」を2つのパターンに分けて書いています。ひとつは「頭の悪い人が他人だった(例えば職場の上司)場合、頭の良い人の対応の仕方」。もうひとつは「自分が頭の悪い話し方をしている場合、こういうふうに周りには見られているから、こんな風に話した方が良い」というものです。
最初は「ふむふむ。あーっ、自分にもこういうところあるわ。気をつけようー」と関心しながら読んでいたのですが、だんだん読み進めていく内にその内容の小難しさに前と後ろが分からなくなっていき、「あれ?これってどっちがどっちだっけ???」という状況に陥ってしまいました。ただ単に頭が悪すぎるだけかもしれませんが(笑)。
そしてようやく本を読み終え、話の前後の整理が頭の中で出来た時に私の脳裏をかすめたのは
「要は・・・頭が良いように思われたかったら話をするなってこと???」
という疑問でした。つまりこの本の通り悪い例をなくして良い例だけを身に着けていくと何も話せなくなってしまうのです。
えーっ、それってどうなの???
例えていえば、みのもんたさんがやっている某番組で「これを食べれば健康になる」「これを食べると何とかの病気になりやすい」とかってやってるじゃないですか?でもあれって結局全てを受け入れてその通りにしていくと食べる物がなくなるんですよ(笑)。「それで、結局どうすりゃいいの?」っていう。この本もそんな感じですね。
自分で「ああこれは治したほうが良いな」っていう部分は受け入れなきゃいけないですけど、全部が全部を守っていたら結局頭の良い人を演ずるがあまり、「相手の目に映っている自分の姿」のことを常に考えていなければならず、そうなったら話をするどころじゃなくなってしまいます。
極端に言えば、お互いに「相手にこう思われるから、こう話そう」「相手がこうきたから、こうしなきゃ」なーんて考えてたら絶対会話なんて成り立たなくなってしまいます。それじゃあ困っちゃいますよね。
そしてこの本を読んで私の出した最終的な結論は
「おバカな自分もドが過ぎない程度には受け入れなければならない」
というものでした。これからも出来るだけ人に迷惑をかけないように生きていこうと思います(笑)。
しかし・・・そんな結論を導き出したこの本って一体どうなんでしょう?主題からはズレているような気がしますが。それともただ単に私が捻くれてているだけなのか・・・ねえ?






